セレス裕子のブログ

星の順行、逆行

2012-04-22

[星の「順行」と「逆行」、及び「留」について]

 

占星術に興味がある方なら、「星が逆行する」という事を、どこかで耳にした事があるかもしれませんね。
「逆行」とは、星が動くパターンの一つです。
ほかに「順行」、「留」があり、星が動くパターンは全部で3つあります。

 

まず、太陽系の星たちは「私たちが住む地球を中心に回っている」と、イメージしてみてくださいね。
占星術では、それらの星たちの放つエネルギーが、地球上に住む私たちに、なんらかの影響を与えている、という想定で、さまざまな運気を占っているのです。
地球の内側には水星、金星、月、外側には火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の星々があります。
これらの星々はぐるぐると回転しながら同じ方向に動いています。
この、星の動く方向のパターンは3つ。
それが、今回のタイトルの「順行」、「逆行」、「留」です。

 

・順行とは
星が、他の星々と同じ方向に動く状態です。
占星術では、星の持つパワーがスムーズに働き、その効果を発揮しやすい時です。

・逆行とは
実際には、星が逆に動く事はないのですが、地球からの見かけ上、星が逆の方向に動いてみえる状態です。
占星術では、星のパワーが弱まり、「遅延、停滞」によるトラブルを引き起こしやすくなります。

・留の時……実際には、星は動いているのですが、地球からの見かけ上、星が一定の場所にとどまる状態です。
占星術では、逆行ほど悪い意味はありませんが、やはり「物事の停滞」を暗示してます。